コレクション: シャトー・ル・ペイラル Chateau le Payral（南西地方）

【商品詳細】

テロワールを研究し、それぞれの土壌とブドウ品種の相性を導き出し、完全オーガニック＆土着酵母で造られるテロワールに忠実な造り手、シャトー・ル・ペイラル！この地はフォアグラやトリュフなど、グルメ垂涎の食材の宝庫！良質な貴腐ワインはフォアグラと抜群の相性！オーガニックでビオディナミなSO2無添加ワイン、ルー・ペイラルは“テロワールの完全なる表現”と位置付けられる注目ワイン！

◆シャトー・ル・ペイラル（Chateu Le Payral）
貴腐ワインで有名なフランス・南西地方、Saussignac（ソーシニャック）に本拠を置くシャトー・ル・ペイラルは、7代続く家族経営のシャトーです。30ヘクタールの畑を持ち、半分位の割合で黒ブドウと白ブドウが植えられています。全てのブドウ畑で有機栽培が行われておりビオディナミが採用されています。2019年以降、全てのワインがデメテール認証。※デメテールはEUのオーガニック規定よりもはるかに厳しくヨーロッパの消費者の間では信頼の規格とされています。

1992年以降、とても情熱的でクリエイティヴな現当主のThierry Daulhiac（ティエリー・ドーリアック）がシャトーを切り盛りしています。彼は両親から受け継いだ畑にとても愛着があり、その畑が“alive(生きている！）”状態をにする事こそ両親への最大の敬意だと考えています。

2000年初め、ワイン造りにおいてとても重要なテロワールの研究を命じました。そして、土壌とブドウ品種との最良の相性を見つけ、畑を「0」から作り直しました。この時から全てのブドウ畑をオーガニック（有機栽培）に変更します。また、ビオディナミにも取り組み『テロワールの完全なる表現』と位置づける【LOU PAYRAL】というSO2無添加のワインもリリースしています。2019年以降は全てのワインをビオディナミに移行しています。

◆ブドウ畑とワイン醸造
畑はボルドーから続くドルドーニュ河の南側の丘に位置します。30ヘクタールのうちの15ヘクタールのブドウ畑は、基本的に石灰岩の上に構成されています。白ブドウはソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ソーヴィニヨン・グリ、ミュスカデルが、黒ブドウはメルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、マルベックが植えられています。2000年以降、それぞれの土壌に適したブドウ品種が1ヘクタール辺り5,000～5,500本の密度で植えられています。2005年以降は全ての畑がオーガニック（有機栽培）で管理されています。

醸造においても大きな変革をもたらしました。2019年以降、全てのワインがビオディナミになり、酵母はこの土地にある土着酵母を使用します。実はあまり知られていませんが、白ワインを土着酵母で造るのはとても難しく、あのマダム・ルロワでさえなかなか良いワインが造れなかったといいます。しかし、彼はあくまでも『テロワールの完全なる表現』をするべく試行錯誤を繰り返し、数年後にようやく納得のいく白ワインが造れるようになったと言います。今では全てのワインに土着酵母を使用しています。赤ワインにはタンニンと色を優しく抽出するため、ブドウの皮を上から押し戻すピジャージュを行います。熟成にはフレンチオークのみを使用。

⇒シャトー・ル・ペイラル　トラディショネル・ルージュ　AOC ベルジュラック
土壌とブドウ品種の相性を研究し尽くして造られた質の高いタンニンとフルーティーさが際立つ赤ワイン！
ヨーロッパの消費者でも信頼の【デメテール】認証取得。メルロー50％、カベルネ・フラン 40％、マルベック 10％。土壌は粘土石灰質土壌。ブドウは除梗されてから発酵します。マセラシオンは、温度管理を行いながら、質の高いタンニンとフルーティーさを引き出す為にゆっくりと静かにパンチングを行います。その後マロラクティック発酵。EU オーガニック認証マーク（有機栽培）。デメテール認証マーク（ビオディナミ）。

⇒ルー・ペイラル・ルージュ “サン・シュルフィテ・アジョーテ”　IGP ペリゴール（SO2無添加）
ティエリー自ら『テロワールの完全なる表現』と位置付けるオーガニック＆ビオディナミで造られる SO2 無添加ワイン！
メルロー100％。土壌は粘土石灰質土壌。ティエリー自ら『テロワールの完全なる表現』と位置付けるシリーズ。完熟ブドウのみを収穫し、均一な状態を保つためにすぐに土着酵母を入れます。マロラクティック発酵後、フレンチオークで約 6 ヶ月間熟成させます。とてもバランスの取れたナチュラルな香り。熟した果実とホット・チョコレート、ココア等、旨味が感じられる。まだ若いがシルキーなタンニンが余韻に残る。EU オーガニック認証マーク（有機栽培）。デメテール認証マーク（ビオディナミ）。

⇒ルー・ペイラル・ブラン “サン・シュルフィテ・アジョーテ”　IGP ペリゴール（SO2無添加）
ティエリー自ら『テロワールの完全なる表現』と位置付けるオーガニック＆ビオディナミで造られる SO2 無添加ワイン！
ソーヴィニヨン・グリ 70％、ソーヴィニヨン・ブラン 30％。土壌はローム砂質石灰岩。『テロワールの完全なる表現』と位置づけ土着の酵母を使用します。発酵は樽で行われ、フレンチオークで約6ヶ月熟成。ゴールデン・イエロー。最初は控えめな香りで、熟した果実にブリオッシュや小麦やライム麦のパンの香りも感じられる。口中に含むと黄色い果実、プラムなどの果実味が鮮明に広がり、フレッシュでクリーンな余韻へと導かれます。食前酒はもちろん、魚料理、リゾット、鶏肉などに合わせて。EU オーガニック認証マーク（有機栽培）。デメテール認証マーク（ビオディナミ）。

◇SO2無添加に関して

一般的に赤ワインのSO2無添加ワインの場合は、ブドウの果皮に含まれるタンニンが、ある程度、度酸化防止の役割を担っています。逆にタンニンがほとんど含まれていない白ワインの場合はそれが難しいとされています。ルー・ペイラル・ブランに関しては、スキンコンタクトを多めにとることで皮や種から多めにタンニンを抽出します。これによりフレッシュさやフルーティーさが失われることになるのですが、発酵温度を低くすることで見事にフレッシュさとフルーティーさを反映させています。

⇒【500ml】シャトー・ル・ペイラル “キュヴェ・マリー・ジャンヌ” 2009年　AOS ソーシニャック
⇒【500ml】シャトー・ル・ペイラル “キュヴェ・マリー・ジャンヌ” 2015年　AOS ソーシニャック
シャトー内で最も古いブドウ樹から造られる15hl/ha という驚異の超低収量で造られる極上貴腐ワイン！
シルト土壌。シャトー内で最も古いブドウの樹から手選別で収穫。平均収量は驚異の 15hl/ha。圧縮した後に果汁をオーク樽に入れる。フレンチオークで 18ヶ月熟成。グルメの町と言われるフランス・南西地方の名産フォアグラに合わせて是非！EU オーガニック認証マーク（有機栽培）。エコセール認証マーク（有機栽培）。アグリカルチャー・ビオロジック認証マーク（有機栽培）等、ヴィンテージによって。